宮古島でファンダイビング

宮古島のダイビング、エリア別特徴

2018年07月26日 18時44分

宮古島のダイビングを特徴付ける「地形」。宮古島周辺のダイビングポイントでも、エリアによりその特徴に違いがあります。それぞれのエリアについて少しご紹介しましょう。
 
下地島エリア
下地島エリアは、地形ダイビングの名所として知られています。「宮古島三大地形ポイント」と呼ばれる「魔王の宮殿」、「通り池」、そして「アントニオ・ガウディー」はすべてこのエリアにあります。
 
その他にも、2つの洞窟状の地形から構成されている「ツインケーブ」。希少種のエビや小魚が棲息する「女王の部屋」。ホワイトチップリーフシャークで知られる洞窟ポイント「35ホール」。イソマグロが回遊することも有り、魚種の豊富な「一の瀬ドロップ」などが知られています。
 
伊良部島エリア
下地島エリアに隣接している伊良部島エリアは、やはり地形的な特徴が顕著なエリアです。水深が比較的浅く、アーチやホールといった形状のスポットが中心になります。
 
アカネハナゴイという魚が巨大なスクールを形成する根回りのポイントは「白鳥幼稚園」と呼ばれています。珍しい名前ですね。「L字アーチ」はこのエリアでは比較的水深の深いポイントで、エイやイソマグロなどの大型魚が回遊します。ウミウシが多くみられることで人気の高い「Wアーチ」。巨大な岩が、アゴのように突き出た「オーバーハング」は見られる魚種も豊富。イソマグロの回遊やカメが現れることもあります。
 
宮古島南岸エリア
宮古島南岸エリアは、季節風が吹き荒れる冬場にメインとなるダイビングスポットです。このエリアはチャネル(亀裂)状に入り組んでおり、他のエリアとは一線を画す魅力があります。変わった名前のポイントが多いことも特徴です。
 
「七又アーチ」は、透明度の高さと、そのアーチ状の地形と光が織りなす独特な雰囲気が魅力です。宮古島南岸エリアには「牛さん」の名がつけられたダイビングポイントが3カ所あります。ひとつめは「牛さんありがとう」。岩の間の亀裂から入るトンネルポイントで、多くの魚たちのすみかになっています。
 
ふたつめは「牛さんこわいよう」。宮古島で一番長いとも言われている洞窟ポイントで、明かりの届きにくい、ひじょうに暗いスポットのためにこの名前がつけられたと言われています。
 
最後は「牛さん遠くでこんにちは」。比較的潮の流れが穏やかな洞窟ポイントは、小さな生物が多く住むことで知られているほか、クマノミのすみかにもなっています。ちなみにこの「牛」という名前、スポット近くの海岸にある「牛の像」が由来だそうです。
 
  • 八重干潮ダイビングスポット
天候の安定する季節にのみ行くことのできるエリアが「八重干潮(ヤビジ)」と呼ばれるダイビングスポットです。宮古島の北方に位置し、宮古島のメインダイビングスポットの特徴である「地形」ではなく、環礁周辺をダイブします。八重干潮は距離があるため、1日がかりのダイビングトリップになります。
 
  • インリーフのダイビング
環礁内のダイビングは、潮の流れが比較的緩く、水深も10メートル程度と浅いため、経験の浅いダイバーでも楽しめます。真っ白な海底をバックに舞い泳ぐ小魚の群れ、キュートなクマノミなど、ずっと眺めていたい小魚たちの楽園です。
 
  • アウトリーフのダイビング
環礁の外側、ドロップオフの周囲を潜ります。環礁の外側は、インリーフとは違い、大型魚がハンティングのために頻繁に回遊します。イソマグロやロウニンアジ、バラクーダなどの大型肉食魚に遭遇するチャンスです。ただ、アウトリーフは潮流が速いので、ある程度熟練したダイビングスキルが求められます。
 
八重干潮のダイビングスポットは、夏場の天候が安定している時期にしか行くことができないのですが、手つかずの魅力がある、ダイバーならば一度は潜って欲しいエリアです。
 
宮古島周辺エリアのボートダイビング
宮古島のダイビングと言えば、下地島エリアに代表される「地形ダイビング」です。下地島エリアには、「宮古島三大地形ポイント」のすべてがそろい、複雑に入り組んだ洞窟やアーチ、そして神秘的な光の中をダイナミックに、そして時には畏怖を感じながら進みます。
 
また、そんな地形ポイントをすみかにしている生き物たちと出会うことも大きな楽しみの一つです。イソマグロやロウニンアジといった大型魚の迫力を肌で感じ、エビや小魚の群れに癒やされる。宮古島ダイビングの代名詞「地形ダイビング」の大きな魅力です。
 
宮古島周辺の他のエリアも、エリアそれぞれに地形的特徴があり、おもしろいダイビングができます。季節や時間により、さまざまな顔を見せてくれる宮古島のダイビングスポット。澄みわたる、宮古の海の魅力を体感しに来てください。